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実体験から高度試験午前 I の対策方法を教える|あることをすれば確実に受かる

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先日(10月12日)に情報処理安全確保支援士試験(以下、支援士試験)を受けてきました。

対策を始めたのは二ヶ月前ぐらいで、ある程度勉強すれば余裕だろうと考えていたのですが、午前 I と呼ばれる科目が課題でした。

支援士試験をご存知のない方のために、試験科目について補足すると、支援士試験は以下の科目で構成されます。

  1. 午前 I:応用情報技術者試験(以下、AP試験)と同じ範囲での出題(コンピューターの基礎理論やらSQLなど)
  2. 午前 II:セキュリティの基礎的な用語について4択で問う
  3. 午後 I:長文を読んで、対策の方法などを論述で回答する
  4. 午後 II:午後 I とテイストは変わらないが、長文がさらに長文になる

過去にAP試験を取得して入れば、午前 Iは免除されるのですが残念ながら私の場合は午前Iは免除されません。

午前Iは範囲が広すぎてとてもではないけど真面目にテキストを読み学習しているとそれに時間を取られて、午後の試験対策が十分にできない。

「支援士、午前Iが原因で落ちそう」と不安に思っていました。どうしようかとおもっていたところネット上で以下の記述が散見されました。

AP試験過去3年分を暗記

AP試験の過去問がそのまま高度試験午前Iの問題として数十問出題されるという話です。

これんにかけて過去問の質問と答えの組み合わせを暗記する日々。あわせて、以下の問題集も使って学習を進めました。

情報処理安全確保支援士 午前Ⅰ・Ⅱ 一問一答問題集 2017年度版

上記の問題集は、単純に暗記して合格すればOKではなく、ある程度の知識は身につけたいという場合、オススメです。

ジャンルごとに重要用語の解説+過去問がついているため、頭を整理しながら知識を習得できました。

実質の午前Iへの勉強期間は一ヶ月ほどだったと思います。

試験当日

試験当日。ふたをあけてみると実際に過去の問題そのままで出題されました。

約6〜7割は過去問に類似した問題で構成されており、初見の問題についても過去問を解く中で習得した知識で太刀打ちできるものでした。

採点をしてみると正答率8割を突破しており、個人的に最も難関だと思っていた高度午前I試験を難なくクリアできました。

午前Iの対策を迷われている方はぜひ参考にしていただければと思います。

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