副業・ブログ運営

【濃密すぎ】 「転職と副業のかけ算」 心に刺さった10のこと|motoさん本感想

thumb

motoさんの新著「転職と副業の掛け算」を読んで心に刺さったポイントをシェアします。心にグサグサきました。

SNS上で注目を集める「motoさん」の新著「転職と副業のかけ算」が2019年7月31日(水)に発売されました。

知らない方のために、ご紹介すると「motoさん」は、4度の転職と副業を駆使して、年収5000万円(本業1,000万/副業4,000万)を稼ぐスーパーサラリーマン。

è»¢è· å¯æ¥­ ã­ã£ãªã¢ ã¹ãã¼ã¿ã¹ ãã¸ãã¹ èªå·±åçº

今回は、そんなmotoさんの新著を読んで個人的にぐさっと心に刺さったポイントをまとめて紹介したいと思います。

ちなみに、こちらの記事はmotoさん本人や編集者さんにも好評頂きました!(ワァーっ)

motoさん著「転職と副業のかけ算」の心に刺さった10のこと

[moto]ã®è»¢è·ã¨å¯æ¥­ã®ããç® ç涯年åãæ大åããçãæ¹ (SPAï¼ï¼¢ï¼¯ï¼¯ï¼«ï¼³)

では、心に刺さったこと10こをネタバレになりすぎない範囲でピックアップします。100こぐらいはあったのですが全部は書ききれないのでまた別の機会に…

1. 「自分の金は、自分で稼ぐ」という思考

motoさんの家庭は、小遣い制度がなく、自分でお金を稼ぐ必要があったとのこと。

それゆえに、小学生のような幼少時代から「どうすればお金を稼げるか」と考え、さまざま方法を駆使してお金を稼ぐということをしていらっしゃったようです。

ーこうした体験から「自分でお金を稼ぐ楽しさ」を知るようになりました。そして僕は、中学・高校時代も「お金を稼ぐこと」にどんどんはまっていったのです。 ー 引用:「転職と副業の掛け算」

普通であれば、「お金は貰えるもの」と考えますが、「お金は稼ぐもの」と捉え、思考を積み重ねていたことが一つの要因として、

今の副業年収4,000万という個人でのビジネスでの大成があるんだろうと推測できます。

学生の人はアルバイトして「お金を貰う」のも重要ですが、何かビジネスに挑戦して「お金を稼ぐ」という思考トレーニングをしておくと役に立つのではないでしょうか。

2. 「同じ給料ならムダに働かないほうがいい」ではダメ

motoさんは、自身の人材業界での経験から市場価値の低い人材に共通する特徴をこう語ります。

ー 市場価値の低い人材に共通するのは「同じ給料なら無駄に働かないほうがいい」という考え方です。ー 引用:「転職と副業の掛け算」

このような姿勢で仕事をしていると、スキルや経験を蓄積できる機会を失い、結果として市場で評価されなくなる、のこと。

まさに自分が、副業で忙しいこともあって無駄に働かない省エネスタイルで会社員をしていたのでハッとさせられました。

ムダに働かないという姿勢は自分の成長を阻害していて、将来得られるかもしれない年収を捨てているようなものですよね。明日からの仕事を考えさせられます。

3. 市場価値の高い人材は「会社の成長を牽引できる人材」

一方で、どういう人が市場価値の高い人材かというと、motoさんはこう語ります。

ー どんな会社の成長も牽引できる人材。これこそが「市場価値の高い人材」です。ー 引用:「転職と副業のかけ算」

motoさんが、リクルートに入社した当時「どこでも活躍できるスキルが欲しい」という発想をしていたところ、

上司に「採用したい奴は、会社を潰さない為に一生懸命努力できる人間だ」と言われ、会社からTakeする(貰う)のではなく、Giveする(与える)思考が大切だと身につまされたとのこと。

自分が社長だったらクレクレしてくる人材じゃなくて、役に立ってくれる人を雇いたいですもんね。市場から求められるのは後者なのでしょう。

4. 自分という会社を経営する目線を持つ

motoさんは本業と副業合わせて年収5,000万を稼ぐスーパーマンなわけですが、常に重要視している思考法として以下をあげています。

ー「自分株式会社」という目線を持つ ー 引用:「転職と副業のかけ算」

これは、自分を会社と見立てて、毎月いくら売り上げ(=給与など)が入って、いくらの経費(=生活費など)が出ていくのか、自分の身の回りのお金の流れをPL/BSベースで捉える思考法です。

è»¢è· å¯æ¥­ ã­ã£ãªã¢ ã¹ãã¼ã¿ã¹ ãã¸ãã¹ èªå·±åçº

(画像引用:Amazon.co.jpより)

このような思考法により、どうすれば売り上げを増やすことができるのか、どうすれば経費を削減し、投資へお金を回せるか、と年収最大化へ思考が進んでいくとのことです。

会社は売り上げに貢献する1つの取引先と捉えて、取引先を変えたり増やしたり…年収あげる上で重要なエッセンスですよね。詳しくは本書を見てみてください。

5. 軸をずらして転職することで年収最大化

また、motoさんは年収をあげる上で重要なこととして、以下をあげています。

ー 年収を上げるには「業界」か「職種」のどちらからの軸を「年収の高い業界」または「年収の高い職種」にずらすのが近道なのです ー 引用:「転職と副業のかけ算」

年収の上下に「業界」と「職種」という二つの変数が大きく影響し、どちらかを転職のタイミングでずらすことで、年収を上げることができるというのが、

motoさんが転職を繰り返す中で獲得したノウハウであり、実際にこのようなノウハウを実践して年収をあげた人が何人も存在するとのことです。これは耳寄りな情報ですよね。

具体的にどの業界や職種で年収が高まるかは本書やmotoさんのTwitterをチェックしてみてください。

自分も今は比較的年収が低い業界にいるので転職のタイミングで業界を変えて、年収をあげようと思っています。

6. 収入チャネルの分散による経済的安定と精神的安定

副業をすることのメリットをいくつか言及されているのですが、その中でも特に自分の中で共感できたのは、以下の点です。

ー収入チャネルを複数に分散させておくことは、経済的安定だけじゃなく、精神的安定にも繋がるー 引用:「転職と副業のかけ算」

まさにこの通りで、いつ会社から首を切られても副業があるのでなんとか生活できるので精神的にゆとりがでてきます。

これは間違いなく副業することのメリットで、いつ会社が倒産するかわからない今の時代やらない理由はないですよね。

いつ会社から首を切られても副業で生きていけるので、本業でハイリスクな挑戦にトライできて、結果として大きいリターンが返ってきます。このよな経済的・精神的な安定は副業の大きいメリットです。

7. 願望の解像度を高める

Twitterでも言われていて、本書でも言及している個人的にmotoさんの好きな考え方があります。それは以下の考え方です。

ー「実現する為にはどうしたらいいか?」を手触り感が持てるくらい、リアルに想像するー 引用:「転職と副業のかけ算」

目標に対してついついぼんやりと願望を考えがちですが、具体的に、いくら欲しいのか、どんな生活がしたいのか、と映像で表現できるぐらいまで落とし込んで考える。

これによって、それらを実現するための作業内容が見えてきて、あとは行動すれば叶えられる可能性が生まれてくるとのことです。

通勤中の暇な時に自分の叶えたいことって具体的になんだろうと思考すると人生捗りそうですよね。

8. 「労働集約型」の副業はしない

サラリーマンのための副業のやり方についてノウハウを詰め込んでくれており、その一つとして、副業の選びの大前提として以下の点を言及しています。

ー 時間を切り売りする「労働集約型」にしない ー 引用:「転職と副業のかけ算」

サラリーマンは、使える時間が限られているので、時間の切り売りをして稼ぐ副業を選択すると、大きな金額を稼げない、とのこと。本当にその通りだなぁと痛感します。

自分も「ブログ運営」という非労働集約な副業を選択したからこそ本業を超える収益を得られています。

「ブログ運営」や「電子書籍」などコンテンツ配信は労働集約じゃないので良いですよね。個人的に今後も頑張っていきたい副業です。

9. 副業で成功するためには努力があってこそ

読んでいて共感しすぎて首がもげるほど頷いた点は、こちらです。

副業を推進する風潮はおおいに賛成ですが、「ラクして稼げる」といった言葉に踊らされるのは違います。一生懸命に努力はすれば結果はついてくるものですが、誰でも簡単に稼げる手段はありません。自分の努力があってこそ、お金になるのです

Twitterとかみていると「スマホでポチってするだけで簡単に副業できる♪」とか言っている人もいますが、副業で稼ごうと思ったら本当に大変です。

「副業で稼ぐ」このことの本質を的確に指摘していて、共感できました。

副業をする上で重要なことは汗をかくことだと思います。指摘の通り苦労を避けずに努力を怠らないことが大事なのでしょう。

10. 転職と副業を掛け合わせる

心に刺さった内容の10点目は以下です。

ー自分の成果に転職と副業をかけ合わせることで、生涯年収を最大化する。この手法は令和を生き抜く一つの解だと思います。ー 引用:「転職と副業のかけ算」

会社員の自分の経験やスキルを転職で活用する、また、副業でやっているビジネスに活かしてみる、この発想がmotoさんがこれまで年収を上げる上で重要だったとのこと。

副業は、どうしても本業とは「パラレル」に考えがちです。つまり、副業と本業は決して交わらない「平行」線のように捉えてしまいます。

しかし、本業と副業の二つのキャリアを交わるようにすることが、総合年収を最大化する上で重要と指摘されています。

常々、本業を副業に活かせないか考えていきたいなと感じました。

最後に…「転職と副業のかけ算」感想まとめ

ということで、以上が個人的にmotoさん本の心に刺さった内容10点でした。

最後にmotoさん本「転職と副業のかけ算」の感想をひとことで言うとこんな感じ。

motoさん著「転職と副業のかけ算」感想まとめ

「1冊」だけど、10冊以上のノウハウが凝縮された濃密な「1冊」。

この記事では語りきれないノウハウがぎゅっとつまった一冊なので気になった方はぜひ手に取ってみてください。

ではでは。

RELATED POST